わたしの砂時計        

サラサラと流れていく日常を ほんのひと掬い 時々ピアノ 時々愚痴と毒吐き

汝、星のごとく  凪良ゆう


なぎらゆう 2022年8月発行 講談社

今日的なようでもありメロドラマのようでもある。

あり得ないほど悟りきった登場人物も出てくる。

この小説のキモは、以下の本文の引用に尽きると思う。

「・・・自分で自分を養える、それは人が生きていく上での
最低限の武器です。結婚や出産という環境の変化に伴って
一時的にしまってもいい。でもいつでも取り出せるよう、
メンテはしておくべきでしょうね。いざとなれば闘える。
どこにでも飛び立てる。独身だろうが結婚していようが、
その準備があるかないかで人生がちがってきます。」

「・・・パートナーがいてもいなくても、子供がいてもいなくても、
自分の足で立てること。それは自分を守るためでもあり
自分の弱さを誰かに肩代わりさせないということでもある。
人は群れで生きる動物だけれど、助け合いと依存はちがうから。」

ここに登場する、自分の子供を利用し、依存し、
しがみついていなければ生きていけない母親は、
上の主張と真逆の人間であり、
そうならないためにどうすればいいかを、
作者は訴えかけてくる。

もたれ合うのではなく、まずは自立した人間にならなければ
幸せに生きていくことはできない、これが一貫したテーマである
と思う。


(9:11)

 
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MK(女性)

Author:MK(女性)
終活で戸建てからマンションへ
2020年2月に転居しました。
シンプルかつコンパクトに暮らす
丑年、水瓶座。趣味はピアノと
ドール。神奈川県生まれ。
長野県在住。

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