死ぬ時期も死に方も選べない
2022-12-05
私の実母は82歳で大腸がんのため亡くなりましたが、
亡くなったのが1月9日でした。
元教員だった為、教え子や友人、知人が多く、
喪中はがきを出すのが10か月後というのもどうかと思い、
家族葬、四十九日をすませてから、発病から死に至るまでの経過と、
香典等のお義理、自宅への見舞いや焼香等固辞する旨も印刷し、
分かる限りの友人知人に発送しました。
一周忌、三回忌の日の設定も難しかったです。
正月の松の内というわけにもいかず、
暮れの忙しい時にも迷惑だろうし。
夫の母(姑)は、暮れの12月27日に89歳でなくなりました。
脳出血で介護度5になってから13年も長生きしました。
焼き場が閉まるギリギリでお骨にして葬儀も済ませましたが、
年賀状は既に出した後。喪中はがきも出せません。
親戚中が大晦日直前に集まってお葬式。そしてお正月は当然無し。
正月飾りも無い夫婦二人だけの家に、年賀状がドサっと届くという
変な正月になりました。
亡くなったのが年内でしたから、翌年は喪中はがきは出しませんでした。
そんなわけで、年末ギリギリとかお正月に亡くなると
家族はかなり困惑することになります。
厳寒時も猛暑時も、葬儀に参列する人には酷です。
ほんと、願わくば花の下にて春死なん です。
あとは、寝付く期間は短く、苦痛が少なく死ねることを祈るのみです。

(17:43)

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