日本人の真価 藤原正彦 ~日韓断絶~
2022-08-22

「日韓断絶」の章は、全文引用したいくらいです。
要約するのはもったいないけど、
自分なりにやってみます。
1948年に公布された大韓民国憲法の前文には
「反日」が明記されている。
憲法で反日を謳っているのだから、何事につけ日本を
目の敵にし、どこまでも貶めようとするのも当然。
朝鮮半島は山がちな地形で、75%が山地。
日本が統治するまで植林を知らなかったので禿山ばかりだった。
大国に囲まれた貧しい国だったため、事大主義を選択。
大国中国の属国となり、朱子学の教えにのっとって
序列が上の人に対して礼を尽くしていた。
属国という被害者意識より、むしろ礼を尽くしているという点で
道徳的に高い国という誇りをもっていた。
主体的国家であることを放棄していたため、全国民を
国家の構成員だとする「国民国家」としての意識が希薄だった。
李王朝末期には政治が腐敗し、中国と結んだ一部の支配層が
自国の民衆を奴隷化して搾取する状態だった。
当然、法や秩序に対する意識は育たないまま。
↓ ↓
だから国家間の約束など、簡単に破ってしまう。
二千年にわたる中国の支配下で朝鮮人の意識に刷り込まれたのが
「華夷秩序」という意識。中国こそが世界の中心であり、それから
外れた周辺の異民族を、蛮族と見なすもの。
中国に礼を尽くしているから自分たちは小中華としての
誇りを持っていた。
しかし、小中華が大中華を凌駕することはありえないので
「卑屈な感情」は残る。
このストレスを解消するのが、中華の外にある日本を「蛮族」として
軽蔑することで、心の均衡を保つのだ。
中国に対する「卑屈」と日本に対する「軽蔑」。
これが長い歳月、朝鮮の人々の精神的支柱であった。
なるほど、であります。
だから、内政に問題が生じると、「反日」に目を向けさせるわけね。
日本を軽蔑し、侮辱することでバランスを保っているわけだ。
ケント・ギルバート著の「儒教に支配された中国人と韓国人の悲劇」
を読んだ時も、目からウロコでしたが、
藤原氏の解説も、納得の内容です。
どっちにしても、朝鮮の人とは千年たっても仲良く出来るはずがない
と思わざるを得ません。
(17:17)
追記(8・23 16:06)
他人を憎み、見下す事で自分を保とうとするって、
まさに自己愛性人格障害そのもの!本当に民族まるごと
自己愛国家なんだ。・・・とのご意見頂きました。
全くその通りだと思います。

スポンサーサイト