聖刻 堂場瞬一
2022-07-24

この小説のテーマは、
「ネット社会の恐ろしさ」だと思います。
家族の一人が殺人を犯した場合、そしてその家族が
有名人であった場合、ネットの世界では匿名の書き込みで
言いたい放題叩かれ、炎上し、関係者は
仮想空間で八つ裂きにされるのです。精神を。
ネットの世界でリスクを回避する絶対確実な方法はただ一つ、
ネットを使わないこと。
そして、これまで不十分だった、加害者家族のケアの問題。
一気に読みました。357頁の書下ろしです。
堂場さんは速筆で、どんどん書いちゃうらしいです。
図書館の堂場コーナーは分厚い本がズラリ。
先週は、文庫本で借りてきた、一之瀬拓真シリーズ5巻を
読み切りました。
ただいま堂場にハマり中です。
゜。°。°。°。°。°。°。°。゜。°。°。°。
私はツイッター、インスタグラム、フェイスブックなどの
SNSはやってないし、
ブログなら、まあどうってことないだろう、と思っているのですが、
ブログ巡りをすると、ランキング1位の人気ブログの方が、
他ブログで自分の記事をそっくり盗用して記事を書かれた、
削除してもらいたい、と憤っておられたり、
互いに誹謗中傷した、しないで罵り合うブログなどがあったりで、
やっぱり嫌なことがあるのだなぁと、ちょっとどんよりします。
趣味でやってるブログが、ストレスの元になったのではたまりません。
(11:32)

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