新聞記事から、昔を思い出した
2022-07-04
日経新聞、今月の「私の履歴書」は、
ソニーミュージックエンターテインメント元社長の丸山茂雄氏で、
面白くなりそうな予感。
今朝の記事では、池田潔著の「自由と規律」を読んで、英国の
パブリックスクールではスポーツ重視であることを知り
高校ではラグビー部に入ったことが書かれてありました。
私も高校の倫理社会の授業で「自由と規律」をテキストに読みました。
著者の池田潔氏は英国に留学し、パブリックスクール
の先生に舌を掴まれて発音を直されたそうです。
さて、大学に入った私ですが、一年次は文学部は学科に分かれず、
クラス分けだけして一般教養を学びます。クラス担任もいました。
そして、私のクラス担任が、何と、池田潔教授だったのです。b(’0’)d

どんな人かな、英国仕込みの品格のある人かな、発音はさぞ素晴らしい
キングスイングリッシュなんだろうな、と期待したのですが。
期待とはちょっと違いました。想像していたよりずっと小柄で、感情が
よく見えない表情、そして、アメリカ英語に慣れた私の耳には
英語の発音はとっても変に聞こえました。
原書購読の時間、ここはウケるところ、と思って放った冗談が
全くウケず、教室がしーんとしている時もありました。
当時教授は64~65歳くらいだったと思われますが、
我々団塊世代の生徒とは何だか噛み合っていませんでした。
生まれも育ちも経歴も、我々生徒とは桁違いに高貴な方だからかも?
著書は本当に素晴らしかったんですけど。
「自由と規律」を持って行って、「先生、サインしてください」
くらいのことをすればよかったな~、と
今にして思います。(ミーハーですな)
(11:18)

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