大きな砂時計        

サラサラと流れていく日常を ほんのひと掬い 時々ピアノ 時々愚痴と毒吐き

第95回アカデミー賞主演男優賞にブレンダン・フレイザーが!



今回のアカデミー賞で専ら話題になっているのは
作品賞の「エブエブ」と、主演女優賞を取ったアジア系の
ミシェル・ヨーですが、
私がびっくりしたのは、主演男優賞です。

何と、あのブレンダン・フレイザーが獲ったとは。
おめでとう。

初めて彼の映画を観たのは、昼の洋画劇場で、
「School Ties」(邦題、「青春の輝き」←もっとマシなのを付けろ)
でした。
アメリカの名門私立高校での青春群像でしたが、
共演の顔ぶれも豪華でした。敵役には若き日のマット・デイモン。
ベン・アフレックはせりふ無しで出ていました。
ルームメイトがクリス・オドネル。

1

この時のブレンダンは、すらりとした長身で甘いマスク、
長い脚にコートが良く似合い、この人は人気が出るだろうなあ
と思ったのですが・・。あにはからんや。

小柄で、飛び切りのハンサムでもないマット・デイモンは
その後大スターになりましたが、
ブレンダン・フレイザーは、役柄がだんだん可笑しな感じに
ハンサム路線から外れていって、
「ハムナプトラ」はヒットしたけどその後はブクブク太りだし、
せっかくの長身も台無しになり、
随分と水をあけられたものだとがっかりでした。
私も見る目がないな、と。

このまま消えていくのかなーと思っていたら、
雌伏10年? 今回アメリカ男優として最高の賞を受賞して、
本当に良かった。おめでとう。

2
体格良すぎてオスカー像が小さく見えます。

しかし、役どころが、超おデブな男で、肉襦袢にうずもれて
演技したらしいのはちと残念。

まだ54歳ですから、シェイプアップにつとめて、
ショーン・コネリーやクリント・イーストウッドみたいに
年をとってもカッコイイ男優でいて欲しいです。



(19:10)

 
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PLAN75を観た



アマゾンプライムで、「PLAN75」を観ました。

ばいしょう

今や団塊の世代の我々が丁度さしかかる年齢、75歳。
無職、病気、認知症、寝たきり、ただ生きているだけの厄介者。
そうなりたくない人は合法的に、無料で死なせてあげますよ、
という制度が国会で成立する。

そうですか・・・年を取れば御用済み。老人ケアが
国の財政を圧迫する。早く死ねってことですか。

ラストで倍賞千恵子さんが沈む夕日を眺めるシーンは
何を意味するのだろう。

とても悲しかった。
若者から見たら、75歳の老人なんて、
早く死んじまえって存在なんでしょうか。

倍賞さんの、老いをそのままさらけ出した演技が
胸に迫りました。
ちっとも老いない●●夫人とか〇笛〇子さんとかって、
どんだけ~?! って感じ。

にしても、こういう法案が成立してもおかしくない世の中であることに、
底なしの深い穴を覗き込んだような気持になりました。


(19:35)

 

速報!全国高校女子駅伝で長野東高校が優勝しちゃった!



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並み居る強豪を抑えて優勝


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頑張ったね、村岡キャプテン。他のメンバーも良く走りました。

涙でてきちゃったよ~。
おめでとう


(12:05)

 

アメリカ映画やTVに見る日本人の扱い



土曜日は夕方BSで「刑事コロンボ」をやっています。
もう暗記するほど見ているのに、好きだからまだ見ていますが、
気に入らない点が一つだけあります。

それは、日本人の扱い。

刑事コロンボが制作された頃の日本なんて、
まだ経済大国でもなく、戦争に負けた
極東の小国のイメージだったでしょう。

ドラマに日本人が出てきたのは、多分3回だったと思います。

①音楽家の大邸宅をコロンボが訪れた時玄関に出てきたのが
使用人の日本人男性。(「ベスト・キッド」のパット・モリタだった)

②弁護士が妻を殺す話では、庭師が日本人で、英語がなかなか
通じなくて苦労するコロンボと、英語は分からないけど
几帳面な庭師の日本人。

③料理研究家がイタリア人を殺す話では、日本食を楽しむ席に
コロンボが図々しく同席して、ふぐに毒があることを知る場面。
そばには、うちわを片手にシナを作る芸者。
せりふ無しで、くねくね。コロンボはニヤニヤ。

私が覚えている限り、日本人が出てきたのはこれだけですが、
人種偏見がありありです。
下僕、庭師、芸者。セリフほぼ無し。

もっと酷いのは、1961年の映画「ティファニーで朝食を」
に出てくる日本人。

ミッキー

ミッキー・ルーニーが日本人に扮していますが、出っ歯で眼鏡。背が低く、
部屋は悪趣味で、性格は小うるさい。
日本人に対する侮蔑と偏見のかたまりです。

風向きが変わってくるのは日本が経済成長を遂げ、欧米と
肩を並べる勢いになった頃。

1988年の映画「ダイ・ハード」は、
日系企業のナカトミビルが舞台です。
日本人の社長(ジェームズ・シゲタ)は金庫の暗証番号を決して口にせず
殺されます。

1990年の映画「ゴースト・ニューヨークの幻」では、
銀行員のサムが、「明日は日本人と会う。何を喋ったらいいんだ」
みたいなセリフを言っています。

1991年の映画「心の旅」では、法律事務所に勤める
ハリソン・フォードが主人公。
日本人との会議の最中、お偉いさんが「チョットイイデスカ」
と言って席を立つ場面が出てきます。
日本人に合わせているアメリカ人。
日本も遂にここまできたのか、と、苦笑しました。
何も無理に日本語喋らせなくたっていいのに。

しかし、バブルは崩壊し、日本の地位は転落していきます。

その後のアメリカ映画やTVに出てくるアジア系の主要な人物は
中国人か韓国人になります。

豊かなアメリカは幼い頃の憧れでしたが、考えてみると
イギリスや欧州で食いつめた移民たちが新大陸へ移住し
先住民を殺戮し追い散らして領土を広げ、銃社会にし、
黒人奴隷を労働力として国造りをし、現在の
人種差別で分断された国を作り上げたわけです。

どんなに品性下劣でも、英語を喋る白人が
世界で一番偉いとでも思っているのだろうか。

ま、最近のハリウッド映画も往年の勢いはありませんが。


(16:35)

 

映画「アオラレ」 ブチ切れのラッセル・クロウ



2021年公開の映画「アオラレ」が、早くもアマプラに出ているとの
娘からの情報で、早速見ました。

あおられ 原題は「unhinged」

ブチ切れ男、ラッセル・クロウが運転する車にクラクションを鳴らしたために、
あおり運転をされただけでなく
スマホを奪われ、関係者に次々に被害が及ぶという
アクションスリラー。

ブチ切れ男が色々やらかすという設定の映画では、
1993年公開の、マイケル・ダグラスの
「フォーリングダウン」というのがありました。
あれは、ハチャメチャだけど、どこかに可笑しみとペーソスが感じられましたが
アオラレはもう、救いがない・・。

ラッセル・クロウは、もともとハンサムというより、いかつい俳優ですが、
思い切り太った髭面で怒りを爆発させる様は、迫力満点です。
この映画での豚のような太り方は、役作りのため?

こんな姿は見たくなかったですなぁ。


年をとってもカッコイイ、トム・クルーズの「トップガン・マーヴェリック」
見たいなぁ。映画館、行っちゃおうかな。



(12:32)



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プロフィール

MK(女性)

Author:MK(女性)
終活で戸建てからマンションへ
2020年2月に転居しました。
シンプルかつコンパクトに暮らす
丑年、水瓶座。趣味はピアノと
ドール。神奈川県生まれ。
長野県在住。

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