わたしの砂時計        

サラサラと流れていく日常を ほんのひと掬い 時々ピアノ 時々愚痴と毒吐き

BS1スペシャル「ヒトラーに傾倒した男」を観てショックを受けた



「ヒトラーに傾倒した男」
「A級戦犯、大島浩の告白」、という副題の
スペシャル番組を録画しておいて、観た。

A級戦犯というから、東京裁判で処刑されたのかと
思っていたら、どういう自己弁護をしたのか知らないが
1票差で絞首刑を免れたという。

戦後、終身刑から放免されて、茅ケ崎の自宅で
夫人と共に静かに暮らし、89歳まで生きたとのこと。

大島浩  1886~1975 軍人。ドイツ大使

「大島浩」なんて名前さえ知らなかったが、
この人が、日独伊三国同盟の草案も作り、
ヒトラーに心酔し、
戦後監獄から出てきてからも、茅ケ崎の自宅には
ヒトラーとのツーショットの写真が飾ってあったそう。

ドイツ語に堪能で、ドイツ駐在大使を務め、
ナチスの高官とも親しく、
ドイツとソ連の戦況を、勝手にドイツ有利と
日本に報告、日本を誤った道へと引き込んだ。

自分の考えに反対する者は失脚させ、
日本へドイツに不利な報告をすることを禁じ
情報を握りつぶした。

日本を、世界を相手にする無謀な戦争に
引きずりこんだ張本人ともいえる。

それが、悠々自適の暮らしで
89歳までの寿命を全うするとは
どういうことか。
東京大空襲、原爆、敗戦、毎年行われる
追悼の集会を、どんな気持ちで見ていたのだろう。

見てなんぞいなかったのか。

罪の意識に悩むことはなかったのか。

12時間に及ぶ肉声が入ったカセットテープの声は
張りがあって、むしろ自分の過去を誇っているように
聞こえた。


(17:45)

 

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映画「モーリタニアン 黒塗りの記録」



eiga
    タハール・ラヒム      ジョディ・フォスター


2021年公開 米英合作映画

これ、100%事実に基づくのだろうか。
100%事実でなくとも、許しがたい話だ。
見ていて血圧が上がる。

2001年9月11日の、あの同時多発テロ。
まあ、あそこまでイスラム教徒の憎しみを買ったアメリカが
それまでに何をしてきたのか私は知る由もないが、
あのショッキングな大規模テロに対し、
何としても犯人、首謀者を挙げなければ、と焦るアメリカ政府は、
怪しいと睨んだ人間を片っ端からしょっ引いて、
裁判もせず、グアンタナモ刑務所に10年以上も閉じ込め、
激しい拷問を加えて、自白書にサインさせた。

モーリタニア人のモハメド・スラヒもその一人だった。
演じたタハール・ラヒムの熱演で、まるでドキュメンタリーみたいな
映画になっている。

そして、でっち上げでも何でもいいから
犯人を仕立て上げたい米軍や司法関係者の卑劣なやり口に、
アメリカってこんな国だったんだ・・、と改めて思った次第。

よくこんな映画を作ったな、とも思うし、公開したな、とも思う。

後に裁判で無罪放免となったモハメド・スラヒが出版した
手記に基づいてこの映画が作られた。

ジョージ・ブッシュは「大量破壊兵器」なんて無かったのに
イラクに侵攻したうえ、
人権も何もありゃしない犯人でっちあげまでやってたんだ。
それでキリスト教徒って言えるん?

モハメドは裁判で、我が神アッラーの名において
自分を酷い目にあわせた人たちを許す、
と言っている。

アメリカも結局「悪の枢軸国」と
やってることは大差ないのではないか。
人間て、所詮そんなもの・・・。

空の空 すべて空なり


(9:35)

゜。°。°。°。°。°。°。°。゜。°。°。°。

「キリスト教徒だからできた」 なるほどね。
一神教の不寛容。
キリスト教の血塗られた歴史を顧みれば、
確かにおっしゃる通りです。

(8月13日 8:55)

 

憧れを超えた侍たち 世界一への記録



アマプラ 憧れを超えた侍たち 世界一への記録

侍ジャパンの結成から優勝までの記録です。
ニュースでは見られない、舞台裏の映像が新鮮でした。

本当は映画館の大画面で観たかったけど・・。
アマゾンプライムで見てみました。

選手それぞれに力と個性を発揮して一つにまとまり、
素晴らしい戦いぶりでした。
大谷選手がチームを牽引したことは間違いありませんが、
やはり、栗山監督の誠実さと信念が光りました。

メンバーを選び、出場を交渉するのは大変だったでしょう。
キャプテンは置かないと決め、そのことをダルビッシュ投手に
「ごめんな」と謝る。
この監督だから皆ついてきたのかな。

ど素人の感想です。🙇

たかが野球。されど野球。
身体を張って全身全霊でプレーする選手たちの姿に
思わず涙しました。


(21:47)

 

ヒッチコックを見つけた!(どうでもいい話)


アルフレッド・ヒッチコック氏が、自分が監督した
映画のワンシーンにそっと出ることは有名です。

これまで見たヒッチコック映画では、どこに出ていたか
すべて分かったのですが、
何度も見ている「サイコ」だけ、なかなか分かりませんでした。

が・・・遂に見つけました。

さいこ

マリオンが恋人との逢瀬の後、オフィスへ
戻って来たシーン。
外に立っているのがヒッチコックだと思います。

ほんと、どうでもいい話でした。(*´~`*)


(18:00)

 

スカイスクレイパー (2018年アメリカ映画)



アマプラでアクション映画を観ました。

スカイスクレイパー

2018年製作「スカイスクレイパー」
主演はドゥエイン・ジョンソンとネーヴ・キャンベル。

えーとですね・・・

「タワーリングインフェルノ」と「ダイハード」と
「ミッションインポッシブル」を足して3で割ったような映画です。

舞台は香港で、出演の半分はチャイニーズです。

まあ、あり得ない、漫画のような映画でした。

暇つぶしにはいいでしょう。

以上。( ̄^ ̄)ゞ


゜。°。°。°。°。°。°。°。゜。°。°。°。

信州中野ののどかな田園地帯で、とんでもない
殺人事件が起きて驚きました。
色々思う所はありますが、軽々しく判断できないので
黙って真相解明を待ちます。


(16:00)

 

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プロフィール

MK(女性)

Author:MK(女性)
終活で戸建てからマンションへ
2020年2月に転居しました。
シンプルかつコンパクトに暮らす
丑年、水瓶座。趣味はピアノと
ドール。神奈川県生まれ。
長野県在住。

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